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こんにちは(*^^*)
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
今年の桜は例年に比べて長く咲き続け、たくさんのご夫婦の撮影をさせていただくことができました。
少しずつ皆様と思い出の共有が出来ればと思います。
春の訪れとともに、雪舟庭にはやわらかな桜色が舞いはじめます。
その日、私たちは一組のご夫婦となるおふたりの前撮りをお手伝いさせていただきました。
桜が満開の時期、ひと足早く5月のご披露宴に向けての特別な撮影を。
舞い散る花びらが白無垢にふわりと重なり、まるで物語の中の一場面のような、静かで美しい時間が流れていました。
花嫁様がお選びになったのは、真っ白な白無垢。凛とした佇まいの中に、優しさや奥ゆかしさが感じられ、桜のやわらかな色合いと見事に調和していました。
雪舟庭の落ち着いた和の趣きに、白無垢の気品がしっとりと馴染み、見る人の心を静かに惹きつけます。
花婿様もまた、穏やかな笑顔とともに花嫁様を見守りながら、しっかりとその手を取り、二人の未来に向かって歩みを進めていらっしゃいました。
撮影中、時折交わされる視線やふとこぼれる笑顔、手を取り合うしぐさのひとつひとつが自然で、あたたかく、言葉にしなくてもおふたりの絆が感じられました。
私たちが写真を通してお届けしたいのは、「形」ではなく「心」です。
桜の木の下で手を取り合う姿、庭園の一角で見つめ合う瞬間、ひとつひとつの場面が、おふたりだけの記憶として残っていくことを願いながら、シャッターを切りました。
前撮りは、当日のあわただしさから離れて、ふたりきりの時間を大切に過ごすことができる貴重な機会です。
四季折々の風景の中で、ふたりの「今」をゆっくりと写真に残していく——
そんな撮影が、これからの人生の節目節目で、ふと見返したくなる一冊になることを願っています。
5月のご披露宴まで、あと少し。
きっとこの春の日の撮影が、おふたりにとっての支えとなり、これからの大切な節目に、あたたかな記憶として寄り添ってくれることと思います。
桜の下で交わした笑顔、雪舟庭の静けさの中で育まれたぬくもりを、写真というかたちに変えて。
これからも、末永くお幸せに。